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Data Model Patterns
ドキュメント
 


ここでは「ドキュメント」のモデルを扱います。ドキュメントの構造やドキュメントの取り扱いなどに着目していきます。

各画像をクリックすると、別ウインドウが開いて拡大画像が表示され、モデルをダウンロードできます。


  ドキュメント
  ドキュメント構造
  著者
  インデックス
  バージョン
  物質安全性データシート
  物質安全データシートの規格
 

ドキュメント
 

ドキュメントとは、文章や音声など、何かに記録されているものを指します。その際、情報そのものを指す場合と、情報を付加した物理的な出版物(複写物)を指す場合の2通りがありますので、ここでは、前者を「ドキュメント」、後者を「コピー」と定義しておきます。
「ドキュメント」には属性として、タイトル、作者、作成日などが付与されます。「ドキュメント」は「コピー」という形で出版および公開され、「コピー」は必ずどこかの「場所」に置かれることになります。
また、「ドキュメント」は「ドキュメントタイプ」によって分類されます。

 
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モデル

ドキュメント構造
 

最も構造が単純なドキュメントは、メモ書きです。メモ書きの構造は単純ですが、 さらに複雑なドキュメントである論文の場合はどうでしょうか。文章の分量が増えると、ドキュメントは章や節などに分かれていきます。章もある種のドキュメントと言えますので、ドキュメントは子ドキュメントを持つコンポジット構造の形をとります。
しかし、コンポジット構造ではひとつの親ドキュメントにしか所属できません。そこで、「ドキュメント構造要素」エンティティを設け、多対多の関係に修正します。ドキュメント構造要素は、たとえば、あるドキュメントの脚注として別のドキュメントを参照するような場合に使用します。
ドキュメントの構造を考える上で、そのドキュメントの種類(型)を考慮する必要があります。その場合、ドキュメント構造要素は「ドキュメントタイプ構造要素」の制約を受けることになります。ドキュメントタイプ構造要素は、ドキュメント型間の関係を表したものです。

 
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著者
 

ドキュメントの著者が複数存在する場合を考慮し、「ドキュメント」と「パーティー」との間に「著作」エンティティを設け、両者を多対多で関連付けます。

 
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インデックス
 

ドキュメントを用いて、他のものを指し示すことがあります。これをインデックス(索引)と呼びます。「索引項目」エンティティを用いることで、ドキュメントとその他のエンティティとの関連付けを行います。

 
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バージョン
 

ドキュメントの「バージョン」が意味するものは2種類あります。まず、加筆・修正が行われた改訂版という意味でのバージョンがあります。もう1つは、他言語への翻訳など、仕様が異なる版という意味でのバージョンです。
ここでは、前者をドキュメントのコンポジット構造にし、後者には「バージョン」エンティティを設けてドキュメントと関連付けます。

 
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物質安全性データシート
 

ドキュメントのフォーマットがあらかじめ決まっているのであれば、モデル化はそれほど難しいことではありません。しかし、フォーマットが状況に応じて異なる場合は、より抽象的なモデルが必要となります。
物質安全性データシートのデータモデルを例として挙げます。物質安全性データシートとは、ある物質の取り扱いに関する注意事項のようなものです。物質に応じて、ドキュメントのフォーマットは異なります。
まず、情報としての「物質安全性データシート」を配置します。データシートはある物質(資産)に対するものなので、資産型エンティティと関連付けます。また、実際にラベルとして貼る(貼られる)のは、データシートを印刷したもの(コピー)と実物の資産なので、この4つを図のように関連付けていきます。
データシートのフォーマットは、複数のセクションから成り立っています。各セクションはセクション型で定義されます。各パートには複数の値が入力されます。値はそれぞれ意味を持っており、入力項目と関連付けられます。
また、データシートは特定のパーティーによって準備されます。

 
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物質安全データシートの規格
 

いくつもの標準団体が、物質安全データシート(Material Safety Data Sheets)の書式を定義しています。それらをモデル化するためには、「物質安全データシートの規格」をエンティティとして定義します。規格には、セクション型などが定義されているため、それらを関連付けておきます。

 
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