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Data Model Patterns
企業におけるモノ
 


企業とは業種を問わずモノを扱うものです。モノを作ったり、モノを売ったり、モノを使ったりすることで企業活動は行われていきます。ここでは、企業が扱う「目に見えるモノ」を中心に企業のモデル化を行っていきます。

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製品タイプ
 
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モデル

まずは製品について見ていきます。"製品"という言葉が指すものとしては、"固体としての製品"と"規格としての製品"の2種類があります。「製品が10ダースある」と言うときの"製品"は前者を指しますし、「製品が10種類ある」と言うときの"製品"は後者を指します。ここでは前者を「製品」、後者を「製品タイプ」と名づけ、両者を区別します。この場合、製品は必ずひとつの製品タイプに属することになります。
なぜ製品タイプを設けるかというと、それが企業にとって重要な概念だからです。自社製品のカタログを作る場合、そこに必要な情報は製品タイプの情報です。製品タイプは追加、破棄が頻繁に起こりえます。そのため、製品タイプを製品とは別の型として定義するのがよいとされます。

製品の分類
 
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"製品"は「製品」と「製品タイプ」に分類することが出来ますが、その他の切り口で"製品"を分類することもあります。値段別、大きさ別、色別などです。この場合、それら分類の仕方を「製品カテゴリ」エンティティとして新たに設け、製品や製品カテゴリと関連付けていきます。その際、両者間の関連情報として、「分類」エンティティを配置します。こうすることで、あるひとつの製品カテゴリを、時間の変化に合わせて複数の製品と関連付けることが可能となります。

資産タイプ
 
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これまで具体的に「製品」という用語を使ってきましたが、企業が扱うモノは製品に限りません。そこで、「資産」という抽象的な概念を用いて、すべてのモノを「資産」として扱っていきます。同様に、「製品タイプ」も抽象化し、「資産タイプ」という概念を用います。「資産タイプ」には「製品タイプ」が含まれますが、その他にも「原料タイプ」や「部品タイプ」などを含むことができます。

資産
 
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資産には大きく分けて2つの種類があります。「シリアルあり」と「シリアルなし」です。前者にはシリアルナンバーが振ってあり、ひとつひとつが識別可能な資産のことです。後者は識別することが不可能なので、個数が重要となる資産のことです。いずれの資産も物理的なモノですから、必ず、ある特定の「場所」に置かれることとなります。

資産タイプと資産
 
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以上、すべての図を組み合わせます。さらに、以下のエンティティを追加します。

  • 「部品」エンティティを「部品タイプ」と関連付けることができます。
  • 「製品原料」エンティティを「原料タイプ」と関連付けることができます。
製品、部品
 
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製品を作っていくには部品を組み合わせていく必要があります。小さな部品を組み合わせ、組み合わさった部品をまた組み合わせ、さらにそれを組み合わせて、最終的に製品という形になります。ただし、これらを直線的にモデリングしていては際限がありませんので、資産タイプをコンポジット型にモデリングしていきます。

資産タイプ構造
 
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ただし、そのまま関連で結び付けていては、構成する部品の個数などの情報を把握することが出来ません。そこで、関連エンティティとして、「資産タイプ構造」エンティティを追加します。

資産タイプ関連
 
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さらに資産同士の関連を「資産タイプ関連」として抽象化することで、あらゆる関連を包括できます。

資産タイプ型
 
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一概に「資産タイプ」といっても、そこで求められる情報は様々です。例えば、コンピュータの情報と工業製品の情報とでは、共通の情報もありますが、異なる情報も含まれています。それらの情報の違いを表すために、その都度、コンピュータに関する資産タイプ、工業製品に関する資産タイプというふうにサブタイプを作っていては、手間がかかってしまいます。そのため、別途「資産タイプ型」というエンティティを設け、「資産タイプ」と関連付けることで対応します。

属性型
 
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  さらに属性について言及します。「資産タイプ型」に必要な属性の型は、「属性型任命」エンティティを経由して関連付けられます。「属性型」エンティティのインスタンスは、"データ容量"などです。
属性値
 
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  「資産タイプ」は、「属性型」の具体的な値である「属性値」エンティティと関連付けられます。以上の「○○型」と呼ばれるモデルは、メタモデルと呼ばれ、より複雑なビジネス環境をモデリングする際に有効とされています。
 
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